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ソロモンの建築事業と王国の繁栄 View video

Summary
今日のみことばの要約

ソロモンは、主の宮と王宮を20年かけて建て終え、ヒラムにガリラヤ地方の20の町を与えますが、ヒラムはその町々が気に入りません。ソロモンは、イスラエル人が聖絶できなかった人々の子孫を強制労働に徴用しますが、イスラエル人は奴隷にしません。また彼はエツヨン・ゲベルに船団を設け、金を運ばせます。


列王記 第一 9:10 - 9:28
ソロモンとヒラムの取引
10 ソロモンが主の宮と王宮との二つの家を二十年かかって建て終わったとき、
11 ツロの王ヒラムが、ソロモンの要請に応じて、杉の木材、もみの木材、および、金をソロモンに用立てたので、ソロモン王はガリラヤの地方の二十の町をヒラムに与えた。
12 しかし、ヒラムがツロからやって来て、ソロモンが彼に与えた町々を見たが、それは彼の気に入らなかった。
13 それで彼は、「兄弟よ。あなたが私に下さったこの町々は、いったい何ですか。」と言った。そのため、これらの町々はカブルの地と呼ばれた。今日もそうである。
14 ヒラムは王に金百二十タラントを贈っていた。

ソロモンが建てた町々
15 ソロモン王は役務者を徴用して次のような事業をした。彼は主の宮と、自分の宮殿、ミロと、エルサレムの城壁、ハツォルとメギドとゲゼルを建設した。
16 ―エジプトの王パロは、かつて上って来て、ゲゼルを攻め取り、これを火で焼き、この町に住んでいたカナン人を殺し、ソロモンの妻である自分の娘に結婚の贈り物としてこれを与えていたので、
17 ソロモンは、このゲゼルを再建した。―また、下ベテ・ホロンと、
18 バアラテ、およびこの地の荒野にあるタデモル、
19 ソロモンの所有のすべての倉庫の町々、戦車のための町々、騎兵のための町々、ソロモンがエルサレムや、レバノンや、すべての領地に建てたいと切に願っていたものを建設した。
20 イスラエル人でないエモリ人、ヘテ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人の生き残りの民全員。
21 すなわち、イスラエル人が聖絶することのできなかった人々の跡を継いで、この地に生き残った彼らの子孫を、ソロモンは奴隷の苦役に徴用した。今日もそうである。
22 しかし、ソロモンはイスラエル人を奴隷にはしなかった。彼らは戦士であり、彼の家来であり、隊長であり、補佐官であり、戦車隊と騎兵隊の長であったからである。
23 ソロモンの工事を監督する者の長は五百五十人であって、工事に携わる民を指揮していた。
24 パロの娘が、ダビデの町から、彼女のために建てた家に上って来たとき、ソロモンはミロを建てた。
25 ソロモンは、主のために建てた祭壇の上に、一年に三度、全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげ、また、主の前にある壇で香をたいた。彼は宮を完成した。
26 また、ソロモン王は、エドムの地の葦の海の岸辺にあるエラテに近いエツヨン・ゲベルに船団を設けた。
27 この船団に、ヒラムは自分のしもべであり、海に詳しい水夫たちを、ソロモンのしもべたちといっしょに送り込んだ。
28 彼らはオフィルへ行き、そこから、四百二十タラントの金を取って、これをソロモン王のもとに持って来た。
Comment
ソロモンとヒラムの取引
(9:10〜14)

ソロモンは神殿と王宮を二十年かけて建て終えます。彼は建築に必要な物を用立てしてくれたヒラムに、ツロに近いガリラヤ地方の二十の町を与えます。その町々が気に入らなかったヒラムは、そこを「カブル」、すなわち「何もない地、無価値な地」と呼びました。それでもソロモンの勢いに押され、百二十タラント(約4トン)の金を贈ります。良くない土地を与えて必要な物品とお金を受け取ったのですから、経済的な面ではソロモンにとって悪くない取引であると言えます。しかし、土地を売買してはならず、地境をむやみに移してはならないという神の命令に背いたため、信仰的な面では正しくない取引でした(レビ 25:23、申 27:17)。経済的利益の前でも、信仰を守る知恵と決断が必要です。

ソロモンはヒラムに、イスラエルのどの地を与えましたか。経済的な問題と信仰の問題がぶつかるとき、あなたは何を重視しますか。


ソロモンが建てた町々
(9:15〜28)

ソロモンは、神殿と王宮以外にも多くのものを建てます(15節)。「ミロ」とは、石を詰めて基礎を固めたもので、エルサレム神殿と王宮はミロの上に建設されました。ハツォルとメギドとゲゼルは、軍事的に重要な町で、エジプトからアラムまで続く海岸道路の要所にあります。ソロモンは、エジプトの保護を受けるためにファラオの娘を妻に迎えましたが、ゲゼルはエジプト王ファラオから贈られた地です。ソロモンは、軍事的な目的で倉庫の町々、戦車の町々、騎兵の町々を建てます。建設のためにカナン人を奴隷として働かせましたが、彼らを管理する監督が五百五十人もいました。イスラエルの外的繁栄の裏には、カナンの奴隷たち、異国人の王妃、多くの軍隊という闇がありました。

ソロモンは建築を進めるためにどんな人々を徴用しましたか。あなたが高い成果を出したとき、見過ごしていた問題はないでしょうか。
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今日の祈り

人を助けるとき、見返りを期待する利己的な心を捨てさせてください。合理的に思えることや自分に有利なことに心を奪われて、隣人の力や努力を悪用することがないように助けてください。いつでも善を行い、主のみこころにかなった人生になりますように。
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